こんにちは!
今回は会社説明会でもよく質問が挙がる「おすすめの本」について、プランナーとして現場で活躍している社員に本を紹介してもらいました!
エンジニア、デザイナーのおすすめの本も紹介しています。
記事はこちらからご覧いただけます↓
4名のプランナーにおすすめの本を教えてもらいましたので、前編と後編に分けてご紹介したいと思います!
前編はよしぷれっくすさんとS・Kさんです!
それではよろしくお願いします!
■よしぷれっくすさん
こんにちは、プランナーの よしぷれっくす[Lv.1]です。
新卒でディンプスに入社して、今年で7年目になります。 キャラクターのアクションやAIなどのバトル周りだったり、ゲームシステムデザインだったり、手広く担当しています。
私がオススメする本は、「FINAL FANTASY XV の人工知能 - ゲームAIから見える未来」です。 「FINAL FANTASY XV」におけるゲームAIについて、FFXVでどのように活用されているか、どのように設計・実装されているかなどが解説されており、AIのアルゴリズムや、ゲームAIの種類とそれぞれの関係性といった、AIシステムの基礎的な知識を得ることができます。
やや技術書寄りではありますが画像素材での説明が多くて読みやすく、難しい部分も丁寧に分かりやすく解説されています。また内容もAIの設計思想など、プランナーが知っておくべき知識も多く書かれていて、プランナー目線で読んでも非常に面白く、ためになりました。
実際に業務でゲームAIを担当することもあるのですが、以前まで個人的な経験則で行っていたAIの設計・実装を知識で補強したり、エンジニアと技術的に一歩踏み込んだ内容で相談できるようになりました。
■S・Kさん
こんにちは。今年で入社して11年目となりました、S・K[Lv.3]です。
現在はソーシャルゲーム開発に携わり、シナリオチームのディレクターとして、 チーム全体の進行管理や、シナリオクオリティのチェック、 シナリオデモ作成におけるリソースの発注管理などを行っております。
私がオススメする本は「てにをは辞典」です。 多数の作家の作品で表現されている文章を元に、 1つの言葉に対してどんな助詞が紐づいているのか採録されています。
こちらの本に注目した点は、言葉に対する助詞の紐づきだけではなく、 その紐づきからさらに、どういった言葉が繋がるのか幅広く記載されているところです。 辞典としての使い方はもちろん、 未知の文章表現を知り、ボキャブラリーを鍛えるための資料としても使用することができます。
シナリオ作成業務において使用する言葉の表現に違和感を覚えた際、 正確な表現の確認に活用できました。 誤字や誤用によってシナリオの没入感が損なわれてしまいますので、 そういった誤りを予防する点で、「てにをは辞典」を重宝しています。
■最後にプランナーを目指す方へメッセージをお願いします!
よしぷれっくすさん
ゲームエンジンの発展により、昨今プランナーであっても技術的な知識を求められることが増えています。 技術的な知識を持つことは、プランナーを目指す方にとっても強力な武器になると思いますので、ゲームデザイン関連だけでなく、こういった技術系の本にもぜひ挑戦してみてください!
S・Kさん
本や様々なメディアから知識をインプットするだけでなく、 その知識を元に「面白い」アイディアをアウトプットできるプランナーになれるよう、 日々、インプットとアウトプットを意識して行うようにしてみてください。
よしぷれっくすさん、S・Kさんありがとうございました!
プランナーを目指す皆さんの参考になれば嬉しいです!
後編もお楽しみに~!