エンジニアの内定者研修ですすめている書籍を紹介するよ!(1)

はじめまして!
エンジニアの赤吉11(あかきちイレブン)[Lv.1]と申します。


ここ数年は、開発業務に加えて採用活動や新人エンジニアの研修担当をする機会も増えてきたのですが、その中で、

「何から勉強したらよいかわからない」

とか

「何を勉強しておけば良いですか?」

といった質問をちょくちょく頂きます。


じゃあどうすればいいのか、を自分で考えて行動するのもエンジニアの技量のうちではあるのですが、
この情報過多で玉石混交なご時世では絞り込むのも大変だと思いますので、
実際に内定者/新入社員に薦めている書籍をいくつかこの場を借りてご紹介したいと思います。

 

C++プログラミング入門
C++プログラミング入門

C++プログラミング入門

  • 作者: グレゴリーサティア,ダウグブラウン,Gregory Satir,Doug Brown,望月康司,谷口功
  • 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
  • 発売日: 2001/11/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 9人 クリック: 147回
  • この商品を含むブログ (30件) を見る
 

 C言語経験者を対象としたC++の入門書です。比較的ページ数の少ない本でありながら、C++でOOP(オブジェクト指向プログラミング)を実現するための要点をしっかりと押さえています。ただし、OOP自体の説明やSTL等に関する記述はありませんので他の書籍も合わせて読むことをおすすめします。

 

 ロベールのC++入門講座
ロベールのC++入門講座

ロベールのC++入門講座

 

 「ロベールのC++教室」というサイトで有名な著者の書籍です。全体的にとても丁寧に説明されており、プログラミング初心者でもC++の機能をほぼ網羅できる内容になっています。リファレンス本として参考になるかと思います。さらにコラムは他の書籍では触れられていない事が書かれており、言語仕様を知る上でも読み応えがあります。

 

書籍を使っての学習のコツとしては、ただ書籍を読むだけでなくコーディングを実践してみることです。
このとき、動作原理をよくイメージしながら取り組めるとなお良いのですが、
慣れないうちは想定外の動作をしたり、
原因の分からないエラーが発生したりしてしまうかもしれません。

しかしプログラムは、(当たり前ですが)書かれたコード通りの動作しかしません。
問題に直面した時は自分の設計やロジックを検証してみつつ、
書籍やWebなどの情報から、言語仕様や動作原理をよく調べてみると
解決に近づけることでしょう。

 


以上、まずは入門編として2冊を挙げさせていただきました。
次回は(ちょっとだけ)実践的な書籍を紹介したいと思います。乞うご期待!