ポートフォリオには答えがない。でも戦略は立てられる!【ポートフォリオ大解剖 第2章(全9回)】

f:id:d_kob23:20180105171036j:plain

こんにちは、デザイナーのすてのすけ[LV.1]です。

さて今回は、企業選びに役に立つ情報をお送りします。
まず大前提として、皆さんは自分達の事をこのように考えてください。



自分達は「商品」である



自分たちを「商品」と呼ばれることに抵抗感を覚える人も居ると思います。
ですが事実として、私達企業が多額の費用をつぎこんで皆さんという「商品」を購入する事になる以上、会社の将来を見据えて真剣に選ぶ必要があります。

 

就職市場、採用市場、売り手、買い手と呼ばれるように、就活において、世の中的には皆さんは「商品」として扱われています。


その為、沢山ある商品の中から本当に必要な物を選ぶには、様々な角度から情報を得なければなりません。
この、“企業が情報を得る”という部分にダイレクトに活用されるものがポートフォリオです。

そもそも商品売り出す為には、しっかりとしたマーケティングが必要になってきます。
ここで、通常のマーケティングに必要なことを見てみましょう。



①.求める相手を明確にする
②.相手のニーズを明確にする
③.ニーズを満たす商品とサービスを磨く
④.相手に商品とサービスの特徴を伝える


では分かりやすく、これらの流れをすべて就活に置き換えてみましょう。


●求める相手を明確にする
└①.志望する企業を決める

●相手のニーズを明確にする
└②.志望先が求めている人物像を知る

●ニーズを満たす商品とサービスを磨く
└③.企業目線で自分の強みを再構築する

●相手に商品とサービスの特徴を伝える
└④.企業にアピールする(ポートフォリオやエントリーシート)


上記の②を知るために以下のような事を調べるとか、合同企業説明会などを利用して実際にその企業の人に会って話を聞くことが重要になってきます。


①.メインの事業は何か
②.誰に何を提供するビジネスなのか
③.同業他社との違いは何か
 (その企業独自の強みは?)
④.志望職種・メイン職種の仕事内容は何か
⑤.業界・志望企業の課題・問題は何か
⑥.今後どこに向かおうとしているのか
⑦.どんな能力を持った人材を求めているか


よく合同企業説明会の場で私から、「何か聞きたいことはありませんか?」と尋ねると「特にありません」と答える方が多いのですが、せっかく決心してその場に来たのに何もしない、では機会損失になってしまいます。
そこは、ちょっとだけ勇気を出して質問をしてみることが大事です。


特に④、⑥、⑦については、あなたが志望企業で長く働くためには、是非知っておくべき内容だと思います。


もし機会があれば、直接目標としたい企業の人に質問してみましょう。


更に突っ込んで聞くのであれば、現役のスタッフさんで特に活躍している人が、どういった能力を持っているのかなど聞いてみるのも良いでしょう。


では、次回からは徐々にポートフォリオの本質に触れていきたいと思います。

 

次回、第3章へとつづきます。

 

media.dimps.co.jp