「ディンプス×未来」~立命館大学 学生の未来に貢献

※この記事は、ディンプス公式サイトにあったコンテンツ(2015年作成)を移動させたものです。

 

 立命館大学 学生の未来に貢献

ディンプスは近年、コンテンツ制作だけに留まらず学生たちの未来に貢献をしていることをご存知でしょうか。 立命館大学 情報理工学部 知能情報学科 知能エンターテインメント研究室では、 AI(人工知能)を対象とした研究や実験が日々行われており、数少ないゲームに特化した研究室としても有名なのです。 ラック教授が率いるこの知能エンターテインメント研究室主催の格闘AI大会が2013年より開催されています。 学生たちは実際にAIを構築しゲームへと組み込んでゆき、日々自分自身のスキルを向上させています。

研究室への素材提供

ディンプスは彼らのサポートをすべく、「THE RUMBLE FISH2」(以下、「RUMBLE」)の絵素材をはじめとしたゲーム素材を研究室へ提供したところ、 ビジュアルが劇的に変化したとご好評いただきました。 以前は、背景やキャラクターは自分たちで作った素材や、フリーの素材を使用していましたが、 実際にゲームセンターなどで稼働しているゲームの素材に学生自身で構築したAIをインプットし、 自分の思い描いた通りに動かせるということは今までになかった体験でした。また2014年度の研究室主催の格闘AI大会は、 イギリスやドイツなどの海外からの参戦者も多く、大きな盛り上がりを見せているのです。

 

素材提供後の変化

キャラクター画像、背景画像、サウンド素材等を提供したことでビジュアル面に大きな変化が見られました。
しかし、それだけではなく学生たちにも強い影響を及ぼしていたのです。

  • 制作をしている学生のモチベーションが上がる
  • 創作意欲が掻き立てられる
  • 大会への参加者も増加し、盛り上がっている
  • 実際のゲームの素材を使用出来る機会が少ないため、貴重な経験ができる
  • ゲーム業界へ就職したい学生の訓練にもなっている
2014素材提供後の動画


3C P1-ATTeam2-ZEN vs P2-T3c-LUD

Fighting Game AI Competition
立命館大学 知能情報学科 知能エンターテイメント研究室

研究室出身者に聞いてみた

なんと、ディンプスには2名研究室出身の若手社員がいます。
今回はエンジニアのNくんMくんに当時のことを聞いてみました。


Q1.お二人は同じ知能エンターテインメント研究室出身とのことですが、具体的にどんな研究されていたのでしょうか?

Nくん
主に膨大な量の情報の中から有益な情報を見つけ出す、データマイニングを行っていました。

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Mくん
僕は4~5人のチームで格闘ゲーム大会用のAIを作成していました。ちょうどフリー素材を使っていたところから、「RUMBLE」の素材を使うようになった転換期でしたね。


Q2.「RUMBLE」の素材が提供されたときはどう思いましたか?

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Nくん
「RUMBLE」のファンだったので、僕も格闘AIの研究がしたかったと思いました(笑)

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Mくん
本物のゲームだー!研究していてよかった、と感動したのを今でも覚えています!

Q3.素材提供後に、これまでとは違う!と感じたことはありましたか?

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Nくん
大会への参加者が増加したと感じました。日本だけではなく、ブラジルや韓国からの参加者もいて、素材提供前より大きな盛り上がりを見せていました!

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Mくん
何よりもモチベーションが違うな!と感じました。製作中はまるで本物のゲームを作成しているようだったので、モチベーションとテンションがあがったのを今でも覚えています。

Q4.ラック教授の研究室でよかった!と思うところはどこですか?

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Nくん
タイ出身のラック教授が3か国語(タイ 語・日本語・英語)も喋れるので、研究室には海外の留学生がたくさんいたので想像以上に異文化交流が体験できたところです。

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Mくん
スケジュール管理や進行状況の確認等、プログラミング以外のスキルも身についたところだと思っています。

 

Q5.これからディンプスでやりたいことは何ですか?

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Nくん
今はゲームを作るための環境整備を行っています。データマイニングの経験を活かし、効率よくサポートをする仕事を引き続き、頑張っていきたいです。

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Mくん
現在はデバックツールの制作を行っていますが、将来はやはりAI作成に携わりたいと考えています。まだまだ新人なので、今できることを精一杯やりたいです。


ありがとうございました!

研究室で得た知識と経験を今後ディンプスでどう活かしてくれるのか、これからの活躍に期待です!


これからも……

今回はゲームを研究する知能エンターテインメント研究室とゲームを創るディンプスが出会い、頑張る学生たちのサポートが出来る結果となりました。 まだまだ、ゲームに対する熱い思いを持っている学生はたくさんいると感じています。
ディンプスはこれからも多くの学生の未来へ、貢献を続けたいと思います。